クリスマス

長男はクリスマスが大好きだ。12月になると、クリスマスのスイッチが入る。長男のクリスマスモードが発動すると、毎年クリスマスツリーを出して飾り付ける。

長男は年間を通じてクリスマスプレゼントを何にするか考え続けている。12/25の朝から、次の年のクリスマスに向けた“活動“が始まる。

長男がクリスマスを好きな理由は、サンタクロースが寝ている間にプレゼントを持ってくれる、という特殊な設定があるからだ。毎日5時半に起きる朝型の長男が、毎年25日はワクワクで目が覚め、より早起きをする。

自閉症ゆえなのか、長男はサンタクロースの存在に一切の疑いがない。3歳下の次男は、少しずつサンタクロースが常識を飛び越えて世界中の子どもの願いを叶えられることに疑いの念を抱き始めた。長男は、おそらく何歳まででもサンタクロースを信じ続けることができるだろう。数年後には、次男も“サンタ側“に加わってもらい、長男の夢を壊さない手伝いをしてもらうことになるだろう。

長男ぐらいクリスマスを楽しみにしてくれると、“サンタ“もやり甲斐を感じる。プレゼントの包装をこだわったり、英語で手紙を書いたり、毎年何かしらの工夫をしている。これが意外と楽しい。

今年も早いもので、もう12月。コロナ禍で、ほとんど何もない一年だった。例年よりも楽しいクリスマスにしたいと思っている。

ウチのクリスマスツリー。少し小さいなと思うのだが、愛着が湧いてしまい買い替えができない。今年も頑張って点灯してくれている。