地図好き

自閉症の長男は、地図を見るのが好きだ。スマホの地図アプリを使い、家の周辺や自分が好きなお出かけ先を調べる。よく見ているのは舞浜、ディズニーランド愛を地図から確認している。よみうりランドやUSJ、アナハイムのディズニーランドなどを調べている。海外にまで手を伸ばしていることに驚かされる。

長男の地図好きは、桃太郎電鉄で拍車がかかった。日本各地の地名を確認し、地図アプリで調べていた。アプリでは、目的地を検索してすぐに調べられるが、位置関係は分からない。本州なのか東京から近いのか遠いのか、全体感が掴めない。

日本地理を覚えて欲しいので、大きな日本地図を購入してリビングの壁に貼った。この地図を見れば、桃鉄の目的地や物件駅をすぐに調べられるようにした。重要なポイントは、すぐに調べられることだと思っている。自ら地図を見て、場所を確認してくれる。視覚優位の長男は、一度の確認でほぼ覚えることができる。

陸別?森?日生?鹿屋?

長男は、私が知らない地名を覚えている。ご当地怪獣や物件など、お勉強には必要のないものまで覚えている。この日本地図は、地理をよく知らない次男がおおよその場所と地名を覚えることに寄与している。インテリアとしてはイマイチだが、お勉強にはとても有効だ。日本地図を貼ってよかった。

長男の地図愛は、本媒体にも及ぶ。本屋へ行って、県別の道路マップを購入した。神奈川県と千葉県の2冊。千葉を買った理由は、舞浜が載っているからだ。地図だマクドナルドやファミレスのロゴを見つけ出し、嬉々としている。

地図から学んだことは以下のものだ。

  • 興味が知識を増やしてくれる
  • 親が調べもののために用意するツールは、アナログの方がいい。付帯する情報まで知識になる。自分で調べることができることが肝心
  • 調べものに使うツールはすぐ使える状態である必要がある。使われなければ意味がない。構造化の一環だ

これからも、長男の知的好奇心を刺激したい。