夏休み明けの不安

のんびりと安定した夏休みを満喫してきた長男が、ここ数日神経質になっている。
原因は二つ考えられる。

夏休みが明ける不安と急な日程変更への不安だろう。
後者は、コロナ禍で夏休みが延長されたことによるイレギュラーに対する不安だろう。

毎年、長男は長期休み明けにストレスを感じてしまい、不安定になる。小学校低学年の頃はかなり不安を感じていて、長男の気分は安定しなかった。おかげさまで直近1〜2年はかなりストレス耐性が身に付いたが、その以前は親も不安を感じて体調を崩しやすかったので、休み明けの頃には神経性胃炎の薬を服用していた。妻は特に辛そうだった。

今回、数日だが始業式の日にちが変わった。当初、先週の金曜日だった始業式は、コロナの感染拡大を考慮して今週の水曜日になった。
夏休み前最後の週末は、少し気に食わないことがあると大声で文句を言うなど、普段とは違う落ち着かない様子だった。コロナ禍で春から秋開催に変わった運動会の存在もストレッサーのようだ。長男は運動会が苦手だ。

夏休み、コロナ対策で満足に外出できなかったにも関わらず、長男はとても穏やかに過ごしてくれた。
今の不安定ぐらいなら、目を瞑ってあげるべきなのかもしれない。

久しぶりに長期休み明けの不安定期が到来しそうな予感がするので、妻と私は不安を感じている。

この気持ちに共感してくれる、自閉症当事者家族は多いのではないかと思っている。

皆さん、頑張りましょう。