癒しの存在 ペットは長男に成長をもたらしたのか? 金魚編

金魚を飼い始めた

鯉と間違えそうになる金魚

動物と触れ合うことで、自閉症児の心が和らぐという記事を見かけたことがある。たしか、イルカセラピーとドックセラピーだったと思う。動物を愛でることで精神的な安定と温かい感情を引き出す、そんな内容だったと記憶している。

もともと動物好きだった私がこの記事に感化され、動物を飼いたい、いつか飼いたい、できれば犬が猫!!、と思い熱量を増していた。数年前に一戸建てへ引越した以降は、ペットのプランを具体的に考えるようになった。

ただ、ウチは次男が喘息持ちで、吸引器を使っている。症状は決して軽くない。犬や猫を飼うのは無理だろう、と早い段階で諦めた。犬や猫と生活できないことを、一番残念がっているのは喘息を患う次男だ。

2年前の夏、喘息症状を引き起こさないペットを飼おうと思い、金魚を飼った。4匹で飼いはじめたが3匹はすぐに死んでしまった。1匹だけ飼育に成功し、今も飼い続けている。
白い丸模様があったので、丸→輪→「わ(輪)っちゃん」と名付けた。早い段階で白い丸模様が消えたので、子どもたちは名前の由来を忘れてしまった。
この子は元気よく泳ぎ回るので、餌を沢山食べる。そしてまた泳ぎ回るので、かなり大きく成長した。わっちゃんは脂の乗ったアジぐらいの大きさに成長した。
我が家の水槽は玄関に置いてあるので、毎日会うことになる。わっちゃんは人影を見つけると激しく泳ぎ回り、背びれで水をバチャバチャする。エサの催促だ。
魚相手でもコミュニケーションが成立している。

わっちゃんは今日もバチャバチャしている。
次に書くハムスターよりも、人間に意思を伝えようとしている。
その意思は、すべて『餌をくれ』だが。

金魚は飼いやすい。魚相手でもコミュニケーションはできる。

水槽の水換えをする時、戦いを挑んできます。味方なんだけどな。。。