自閉症児の就労について

最近、将来の仕事の話をよくします

私の住む横浜市は、小中学校に特別支援学級が用意されている。有難いことだと思っている。中学校までは、就学環境が用意されている。高校は特別支援学級へ進学するか就職するか、本人の向き不向きや希望も分からないので、具体的には考えていない。

ただ、就職については話す機会が多くなった。妻と話すのはもちろんのこと、長男本人も仕事に関心を示している。早ければ数年後、16歳から働き始めるかもしれない。

長男の得意なことを把握できていない。どんな仕事が向いているのか、想定ができていない。ちなみに、長男が働きたいのは水族館や動物園、ディズニーランド。これはおそらく叶わないだろうが、『頑張ろうね。毎日の勉強が必要だよ』と声をかけている。

さて、手探りの中、いくつかの就労パターンをしている。

目標:長男を納税者にする(税金で公助を受ける存在から納める側へ)

これはかなり壮大な目標だが、社会を支える側に立てる人になってほしいと思っている。叶う可能性はかなり低いが、諦めずに邁進しようと思う。

働き方はいくつかのパターンを考えている。

  1. 作業所等で就労
  2. 社員として契約して就労
  3. 特技を活かして在宅で仕事
  4. 早期退職した私と一緒に仕事

①以外は絵空事だと自覚している。九分九厘、①に落ち着くのが自然の流れだと思っている。ただ、①では前述の目標は果たせない。

知的に遅れのある長男に②を望むことは難しいと思っている。マイペースだがストレスを感じやすい長男に②が務まるように、今は思えない。私自身が、②のタイプで就労する障がい者を会社内で見ており、本人・職場側双方にかなりの負担がある現実を知っている。

絵に描いた餅である③や④を現実的なものにすることが、私の残りの人生でなすべき使命だと思っている。

次回は、③や④について、実現性のほとんどない“私の夢物語“を紹介したいと思う。


私が長男の就労に関して、よく閲覧するサイトを紹介します。宜しければご参照下さい。

横浜市総合リハビリテーションセンター

LITALICO