本好き

現代っ子の長男は、iPadを巧みに使いこなす。自閉症児であってもタブレットの操作に支障は全くないようだ。検索エンジンとYouTubeなどの動画検索。意外なのは、タブレットの文字入力を苦手としていない点だ。長男の手先は意外と器用だ。長男がiPadで検索するのは、主にディズニーランド関係の情報。あとは、任天堂スイッチのソフトや外食チェーンのメニューだ。知らないことを見つける為にはあまり使わない。知っていることを確認する為にiPadで検索する。不思議な使い方だ。

知らないことを調べる時には、本を使う。図鑑や辞書など、昔ながらの方法を好む。長男は、特定のものを調べるわけではなく、なんとなくページをめくる”ながら見”も好きだ。魚の図鑑、ディズニーランドのガイドブック、ゲームの攻略本など、目的のものを調べ終わった後も本を読んでいることが多い。

本は、情報量がページ数として可視化できるので、判りやすい。図鑑やガイドブックは、種類毎に巻が分かれているので、認識もしやすい。長男が本を好きな理由はこのような点だと思う。

自分が調べたいもの以外を知ることができるので、親としては本が好きでいてくれて嬉しく思う。今熱心に読み込んでいるのは、「大乱闘スマッシュブラザーズ」の攻略本だ。登場キャラクターやアイテム、技の説明やサブキャラクターなど情報が豊富なので、読み応えがあるようだ。同じ理由で、「あつまれどうぶつの森」や「桃太郎電鉄」の攻略本も読み込んでいる。

ゆくゆくは攻略本から書籍に移行して欲しいと思っているが、いつまでも本が好きな子でいて欲しいと思う。私は電子書籍には抵抗があり、紙媒体が好きなのだが、長男が本好きなので紙媒体にこだわりたいと思う。子ども用の本棚は本でいっぱいだ。ウチの自慢の一つだ。