頑張る長男よ、私のようにダークサイドに堕ちるな(上)

私はいい人ではありません 息子を見ているとそう思います

何度も書いているように、我が家の長男は、自閉症というハンデに負けず、とても頑張っている。出来ないことが多く、ストレスや不安を他人の何倍も感じる過酷な世界に、彼は居る。そんな中にあっても、彼は明るく真面目で積極的に、先生や周りを信頼しながら生活している。
彼は自分のできるベストを常に尽くしている。
少年の彼に、学ぶことはとても多い。彼をみている、自分が恥ずかしくなる。
自分を戒める為、同じ闇を抱える人に一つの事例紹介する為に、私の抱える闇を書こうと思う。

私は物心ついた頃から困り事の多い子だった。記憶力がよくていつもニコニコしている子だったらしいが、親が転勤族だったことなどが災いし、いつも何かしらのことに苦しめられていた。
引越し後は、体調不良を起こす、今で言うHSCのこの子のような困り事を抱えていた。子どもなのにコミュニケーションを取るときは、「本当はどう思われているのだろう」「嫌われていないかな」と常に考えて、八方美人に振る舞っていた。

のちに私も長男のように発達に問題を抱えていたことがわかるのだが、当時の私は長男よりも能力的にかなり恵まれていた。周りの子と比較しても恵まれていたように思う。
にもかかわらず、私は前向きさや明るさを発揮することなく、
「なんでいつもボクは苦しいんだろう」
「なぜボクだけこんな目に合わなければいけないんだろう」
と自分を卑下し、漠然とした恨みや妬み、怒りの感情を周囲に抱いていた。

人との関わり合いに背を向けるスタンスは、25〜30年をかけて醸成されたビンテージものだ。これから変わるとも思えないし、変えるつもりもない。人が苦手で嫌いなことは、そう簡単に変わらない。

悪い例として、私のことを数回に向けて書きたいと思う。

次回へ続く

子どもたちの反面教師になります 同じ苦しみを味わせない