YouTubeから読書へ

ウチの長男は、現在iPad“謹慎処分“を受けている。
理由は、視聴の約束事を違反したから。
見てはいけないサイトを検索しようとした痕跡があったため、一定期間iPadを使わないことになった。
「ダメだよ。約束を破ったら、使用禁止だよ」と前もって約束していたので、受け入れることができた。
思春期なので仕方のない行動だと思うが、秘匿の“拙さ“によりすぐにバレてしまう。
自閉症の長男には、親バレを回避するための思考がない。
この性に関する問題をどう取り扱っていいのか、目下頭を悩ませている最中である。

さて、この謹慎により、長男はYouTubeの視聴機会を失った。
一年前、同様の謹慎期間があり、その際にはYouTubeを見られないことに憤慨し大泣きした。
今回は納得し受け入れている。
ライフサイクルに組み込まれたYouTube視聴を止めることができたことは立派だ。
ただ、今までYouTubeに充てていた時間、暇を持て余している。

代わりに、本を読む機会を提供している。
長男は無類のディズニーランド(=ディズニーリゾート全般)好きなので、ガイドブックを買っている。
ウチには相当数のディズニーガイドブックがある。
アメリカのガイドブックもある。
YouTubeへの飢餓が現れないように、制限を設けず本を買っている。

このガイドブックは、TDRのキャラクターに特化したガイドブックで、アトラクションやレストランの情報はない。
一風変わったこのガイドブックを、長男は熱心に読み込んでいる。

真面目な本でなくても、漢字を覚え語彙を増やしてくれる。
今回の好機を有効活用したい。