特別児童扶養手当

前回、療育手当について説明した。今回はもう少しウェイトが重めの特別児童扶養手当を紹介する。

特別児童扶養手当

精神又は身体に障害を有する20歳未満の児童の福祉増進を図ることを目的として、その児童の保護者に対して支給される国の手当。(母子家庭などを対象とした児童扶養手当と名称が似ているが、特別児童扶養手当は心身に障害を持つ児童がいる家庭が対象)

1級:概ね、身体障害者手帳1 – 2級、療育手帳A判定程度 (支給月額52,500円)
2級:概ね、身体障害者手帳3 – 4級、療育手帳B判定程度 (支給月額34,970円)

Wikipedia

参照
特別児童扶養手当について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

我が家は療育のクラスメイトのママさんから話を聞き申請、手当を受給している。金銭的な支援はかなり心強い。
ただ、療育手帳以上に心理的な抵抗がある。比較的抵抗がないほうだと思っていた我が家も、申請するにあたっては少し躊躇した。
適切な表現ではないが、”一線を越えてしまう”感じがしてしまった。今では、こんなことを考える必要はないと理解しているが、
療育手帳は持っていてもと特別児童扶養手当は申請しない、というご家庭の話はそれなりに耳にする。

私が思うに、

苦労している分、支援を受ける資格が私たちにはある

と考えて、申請できるものは申請し、サポートを受けるべきではないかと思う。各家庭の考え方によるが、後ろ指を指されることではないし、それを受ける筋合いもない。当事者家族は、そうではない家族の何十倍も大変なのだから。

障害者福祉については、様々な支援が用意されている。私は鬱がひどい時、薬価を抑えるために自立支援医療(精神通院)を申請したことがある。
下記は、厚生労働省のHPです。よろしければご参照下さい。福祉に関して、私は日本の支援は思っている以上に手厚いと思っている。
障害者福祉 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)