お弁当天国
横浜市の中学校は100%給食化ができていない。これはかなり大きな問題らしく、横浜市では給食問題が市長選の争点にすらなる。
成長期の子を持つ親にとって、中学校の完全給食化は悲願らしい。
ちなみに、私は私立の中高一貫校出身なので、そもそも中学生給食そのものに馴染みがない。
給食は小学校だけという認識を持っている。
ウチの長男は4月から弁当を持って学校へ行っている。
ハマ弁よりも手製のお弁当を好んでいる。
小学生6年生には、年に数回、学校でハマ弁を食べる機会があるらしい。
小学校で食べたハマ弁を、長男は美味しいと言って食べていた。
しかし、いざ中学生になると、母の手作り弁当を”選択”するようになった。
理由は単純明快。
おかずを全品好物にしてもらえるからだ。
ハマ弁には何品目か苦手なおかずが入っている。
それよりも、食の好みを理解している”専属栄養士が用意してくれる大好きなおかずのみの弁当の方が嬉しいようだ。
妻は週一でいいからハマ弁を食べて欲しいなあ、と言っている。
ネガティブな報道が目につくハマ弁だが、工場勤務の長い私は、昼に冷たい弁当を食べる習慣が定着している。
弁当とは冷たいものという認識があるので、ハマ弁に悪い印象を持っていない。
値段の割には、いいおかずを揃えていると思う。
ハマ弁を食べたことがないので味はわからないが、昼前に配達されるデリバリーの弁当と大差ないだろう。
好き嫌いが激しかったので、中学校から弁当になって喜んだ私。好きなおかずが食べられるので喜ぶ長男。
近いようで遠い、中学校のお昼事情。