二段ベッド 続編

前回のあらすじ
念願の二段ベッドを購入。当初考えていた寝方(フォーメーション)は、身体の大きい長男が下段、次男が上段だった。どこで寝るかに関して、兄弟にあまり根回しをしていなかった。いざ今晩から二段ベッドで寝るとなった時、フォーメーションに対し兄弟2人からノーと返答された。急遽案を練り直す。ベストなフォーメーションはどうなるのか。

気に入って寝ています。二段ベッドを買ってよかった

寝る場所は全部で4か所。ベッドの上段(①)、下段(②)、二段ベッドに隣り合っている布団・シングル(③)、その隣に敷かれた布団・クイーン(④)だ。まず最初に決めるべきは、①で寝る人。子どもたちの一位指名は①。長男は二段ベッドなら①も②も魅力的だと思っているようだが、次男は①の一本釣りを狙っている。長男は上段①を次男に譲ってもいいと言っているが、問題がある。それは次男の寝相、彼はとにかく寝相が悪い。上段①に寝ると、落下するリスクがある。次男が上段①で寝るためには、落下防止策が必要になる。柵は付いているが、身体が大きく且つ寝相の悪い次男は落ちる可能性がある。長男が寝る上での安全対策にもなる為、高さのある落下防止をネットで注文した。

もう一つ問題がある。次男は寂しがり屋で、母親が隣で寝ていないと落ち着かない。長年同じ位置で寝ているので慣行的にそうなっている側面があるが、次男は母親の近くで寝たいという。次男の上段②は見送られることになり、長男が上段①に収まった。

[確定]二段ベッドの上段(①)・・・長男

次男の”ハズレ1位”は二段ベッドの下段②だ。しかし、これにも問題がある。2つの問題がある。一つ目は、落下防止。下段とはいえ、床から30cmほどの高さがある。上段は既存の落下防止が付いているが、下段には何もついていない。落下の可能性は上段よりもはるかに高い。もう一つは、前述の母親の隣で寝たい問題だ。②と③は隣り合っているが、高さと枕の位置が違う。後者を充足させる為、次男は③で寝ることになり、下段②には制約条件の一切ない私が寝ることになった、

[暫定]二段ベッドの下段(②)・・・私

次男は③、妻が④と決まった。

身体の大きい長男と私が手狭なクイーンサイズの布団で寝ている状況を解消する為の二段ベッドだったのだが、この二人が二段ベッドに寝るという妙なフォーメーションになった。ちなみに、初日はこのフォーメーションで寝たのだが、二日目は次男が二段ベッドの下段②で寝た。お試しで寝かせてみたのだが、梯子があるので簡単に落下しない。

[確定]二段ベッドの下段(②)・・・次男

なかなか決まらない要因は、まさかの次男だった。長男は「別にどうでもいいよ。○○くん(次男)はどこがいいの?」というスタンスで、非常に”お兄ちゃん”らしい度量を見せてくれた。
長男は、上段を次男に譲ってもいい、と言ってくれている。当初、長男にどう説得するか悩んでいたのだが、長男は予想以上に大人だった(さほど関心がないのかもしれないが)。思わぬところで成長を感じられて嬉しい。

さて、私は数年ぶりに妻と隣り合って寝る位置になった。私としてはとても嬉しいのだが、妻がとても嫌がっている。隣り合って寝ていた”愛しの”次男が遠くへ行ってしまったので、余計そう思うようだ。問題は、次男の”ママべったり”ではなく、”妻の子離れ”だったのかもしれない。

毎晩、寝床へ上がるのを楽しみにしてくれるようになった、二段ベッド、買ってよかった。

ニトリ コドノ ZE WH

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ちなみに上段に設置した落下防止は下記のものです。長男はもとより、布団が落ちてくることがなくなりました。

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