年末年始特有のトラブル
2021年はあっという間に終わってしまった。
コロナ禍においての時間の流れは、非常に早い。今年も早い年になるのだろうか?
今では長男なりに年末年始のイレギュラーを楽しむことができている。
以前の長男にとって、年末年始は鬼門だった。
鬼門であった要因は二つあった。
まず、大好きなテレビ放送が特番シフトになることだ。楽しみにしている番組の放送がなくなってしまう。古くはドラえもんやアンパンマンの放送がないことを悲しみ、視聴できないことを理解してもらうことが難しかった。
このこだわりは、興味の多様化によって解消された。
今では、好きで見ている番組の年末年始特番を楽しみにするようになった。
動画アプリやゲームなど、テレビ以外に楽しいものを見つけたことも大きい。
二つめは、年末年始の行事。親戚と会うこと、初詣などが苦手だった。
ウチでは、年末年始も普段通り過ごすことに努めている。基本お出かけはしない。初詣や買い物、行楽地へ出かけることはしない。おそらくこれは今後ずっと続けるだろう
お年玉の存在によって、親戚と会うことは楽しみな出来事に変わった。最近では、金勘定して正月を楽しみにするように変わった。
いずれの要因も、長男の成長によって解消された。
自閉症児を持つ親が心掛けることはいつも、
“万事を尽くして天命を待つ“
なのかもしれない。ウチはそうだった。
最終的に本人の成長がなんとかしてくれる。
2022年は長男が中学へ進学する。
超えなければならない障壁が沢山現れると予想している。
大変な一年になると思っているが、本人の成長を期待し構えたいと思う。