ピクミンブルーム レベル53

超えてはならない一線を越えたミイラの話。

ピクミンブルームのことを前回書いた。ピクミンブルームは、歩くことによってピクミンを育てるアプリゲームだ。長男の散歩習慣に一役買ってくれた。かわいいもの好きの長男は、ゆるかわいいピクミンがお気に入りのようだ。

長男ではなく私がピクミンブルームにハマってしまったことを前回紹介した。レベルが上がり、ピクミンが沢山育ち、上限保有数の300に到達してしまった。その為、なかよし度の低い赤青黄のピクミンを野に返していると、長男以上にかわいいもの好きの次男がかわいそうだと言った。『上限数を増やせばいいじゃん』と言った。どうやら、ショップの中に保有数を増やせるアイテムがある。ただ、ゲーム内で貯めたコインでは買えないようだ。円マークが付いている。これは課金アイテムだ。

前回書いたが、私は今までスマホゲームに課金したことがない。子どもたちにも課金はダメだと言っている。『課金だからこれはやらないよ』と言うと、次男は『ピクミンがかわいそう』と言う。仕方なしに人生初の課金をして、枠を増やした。250円也。私はラッキーなどと思っていない。血の涙を流して課金した。『次男が後押ししてくれてよかった』などとは決して思っていない。

私のレベルは順調に上がり53になった。課金という禁断のリンゴを口にしてしまった。子どもたちに積極できる立場を維持するために、もう課金はしない。多分しないと思う。しないんじゃないから。ま、ちょっと覚悟はしておけ。