3年ぶりの学校プール

コロナ禍で水辺の遊びは様相が大きく変わった。
海水浴場は閉鎖か縮小。プールには入場制限が設けられた。
コロナ以後、体育の授業から水泳が消えた。

今季、久しぶりにプール授業が執り行われる。
プール授業は3年ぶり。
コロナで失われた夏の風物詩が戻ってきた。

3年ぶりのプール授業なので、学校に持って行く水泳用具は全て新調。
水着はサイズが変わり、プールバッグも以前のものでは小さすぎて使えない。
ウチは早めに用具を買い揃えたのだが、ヨソのお宅の話を聞くと、水着やスカートタオルなどの用具調達が大変だったという。
皆、学校のプールが久しぶりなので、勝手が分からなかったのだろう。

プール授業は、既に複数回行われているようだ。
子どもの成長が感じられる嬉しいニュースがあった。

自閉症の長男にとって、プール授業は長年鬼門だった。
コロナ以前はプールの授業に参加しない、あるいはイヤイヤ参加していた。
水が苦手、着替えが面倒、そもそも見通しが立てづらい、これらの理由で参加を渋っていた。

中学校へ場所を移した今夏、長男はプール授業に参加してくれている。
嬉しいことに、クラスメイトに混じって泳ぎに挑戦しているという。
息継ぎはできないものの、クロールの習得に努めていると聞く。

今週末、近所の屋外プールが営業を始める。
長男の泳ぐ姿を見るのが今から楽しみだ。