私のお下がりを長男に

私のお下がりを長男が着てくれています

私は170ちょっと、妻は160ちょっと、平均的な身長の夫婦から生まれた長男は、なぜが学年一の高身長だ。長男は163cm、56kg、やや太り気味なので、親は食べ過ぎを気にしている。私が中学2年生の頃、今の長男ぐらいの体型だった。2〜3学年程度平均よりも大きい感覚だ。ちなみに次男も同じく2〜3学年程大きめで、低学年なのに140cm近くあるので、学校行事の際にとても見つけやすい。親の身長が平均的なので、我が子が2人とも大きいのは謎だ。

長男がこれぐらいの身長になると、子供服のサイズ展開から外れてしまう。サイズ展開のないジュニアブランドが多い。ユニクロはネット通販のみ対応で、店舗陳列されていない。服選びに苦慮するようになった。

コロナ禍に家を片付けた際、この状況を逆転する妙案を思いついた。
私の服をあげよう
正確には、
私が着なくなった、小さめの服をあげよう」だ。
服を長男にあげることで、自分の新しい服が買えるようにすることが、裏テーマだ。

家の比較的近所にアウトレットがある。先日買い物をした際、長男用にSサイズの服を買った。長男の服のウィンドウショッピングは楽しかった
「これ、似合うかな?」と思いながら(安値赤札付きの)服を探す。さすがに高い服を買おうと思わないが、大人の服から子どもの服を探すのは、自分の服を探すことと同等かそれ以上に楽しい。

私の服の中で、Sサイズのもの、Mサイズでも小さめのデザインのものを選別した。
長男はバックプリントがある服は着られない。前後が分からないので、自力で着られないのだ。
Tシャツの中から長男が切られそうなものを探し出す。
少し大きめのものでも着ることができた。
SHIPSやアローズを着て学校へ行くのはまずいかな、と思い、
部屋着から着始めた。5〜6千円した元お気に入りのTシャツが、部屋着として消耗する様は少し心が痛むが、サイズとしては問題ないことが分かった。

長男が嫌がらずに服を着てくれて、とても嬉しかった。

もう少し体が大きくなったら、ジャケットやカーディガンを着せることができそうだ。
長男の冬コーディネートをするのが、今から楽しみだ。

長男にお古を提供する為、私は新しい服を購入する責務を全うする。
将来長男に渡すため、秋冬のジャケットを買いに行こうと思っている。