スイマー
近場の屋外プールが営業をスタートした。
毎週末通っている。
自閉症の長男は、今夏からクロールの練習に精を出している。
何故か始まった、本格的な泳ぎの練習。
きっかけは、私や学校の先生からの指導ではなく、中学校のプールで泳ぐ支援級の先輩たちを見たことだと妻から聞いた。
自発的にクロールの練習を始めた。
目下、息継ぎ練習中の次男のフォームを見ながら、クロールの練習をする長男。
次男が練習をやめて浮き輪で遊び始めても、長男は黙々と練習している。
少しずつ泳げる距離を伸ばす努力をしている長男。
自閉症児のこだわりが良い方に反映されている。
ビート板を使って行うバタ足の練習も面倒がらずに行う。
練習姿勢は、ムラっ気のある次男よりも熱心だ。
さすがはこだわりの自閉症児だ。
子どもたちはもちろんのこと、子どもに付き添う私も日焼けで真っ黒だ。
40歳を超えて日焼けしているのは少々恥ずかしいが、長男の頑張る姿を見ることができて幸せだ。