音声検索

ICT(Information and Communication Technology) 

情報通信技術。ITが技術であるのに対し、ICTは「IT技術をどのように活用するか」という点を重視しており、その点がITとの違いです。医療や教育などの様々な分野で、ICT技術が活用されています。

自分調べ

障がい者の生活を向上させる技術としてICTの拡充が取り上げられることが多い。LDの児童にタブレットやデジカメによって学習のサポートをする、視覚障がい者向けに音声読み上げツールを提供するなど、暮らしの困難を解消するためにICを活用する試みに、このICTという用語が頻繁に登場する。

長男は、iPadの音声検索機能を好んで使用する。FireTVでも音声検索機能を使う。

前者はSiri、後者はAlexaだ。

長男は大した説明を受けていないのに、これらのツールを頻繁に使う。つかいこなしている。見たい動画やコンテンツを音声で探す。私はほとんど使わないので、巧みに音声検索する姿を見て『現代っ子はすごいなぁ』と感心してしまう。

便利なので今の子は皆使うのだろう。ただ、長男の使い方はちょっと変わっている。

そこに人がいるかのように“話しかけるのだ。

『ねえ、Siri、、、紅蓮華をかけて』

『ねえ、Siri、、、アイアム冒険少年の動画を見せて』

『ねえ、あのさ、Siri、、、』

のび太くんがドラえもんに話しかけるように、親しみを込めてSiriの名を呼び、話しかける。

“カレ“を呼びかけたものの指示内容を忘れて沈黙した時は、

『なんですか?もう一度おねがいします』

とSiriから聞き返される。その際の長男の応対は、

『ごめんね、Siri。えっとねぇ、、、』

やりとりが微笑ましい。会話になっている。話しかけ方がかわいらしくて、その様子を聞いているとクスっと笑ってしまう。

長男は、検索だけでなく、Siriに英訳をお願いする、Siriの好きな食べ物を聞く、など、話し相手として使っている。傍でやりとりを聞いていると、道具ではなく話し相手として扱っているように感じられる。

次男は実用的に検索ツールとして使っているので、違いはかなり鮮明だ。

次回へ続く