異例の夏休み(2週間)が終わります

8月17日(月)から学校が再開される。今年はコロナ休校の影響で、夏休みが例年の約半分、2週間程度と短い。子どもたちはこの短い夏休みが終わることが名残惜しいようだ。

コロナ禍により、お出かけはほとんど出来なかった。美味しいご飯を食べに行くことも出来なかった。高齢者は重篤化しやすいことを危惧して、私・母方両方の実家へ里帰りすることも出来なかった。子どもたちは、任天堂スイッチをするか、ユーチューブを見るか、庭のプールで遊ぶか、この程度の狭い遊びの幅で、短い夏休みを過ごすことになった。あまり楽しい思い出をあげることは出来なかった。反面、宿題はしっかり取り組ませた。毎日起きてすぐの6時台にドリルを解いた。学校が休みなのに、規則正しく6時に起きて21時前に寝た。子どもたちは「割に合わない」と思っていることだろう。
最初はどうなってしまうかとても不安だった”コロナの夏休み”を、混乱や動揺なく過ごすことができた。長男はもちろんのこと、次男の成長に助けられた。今年は仕事もしながら子どもの相手をした妻にも助けられた。家族に感謝をしたい。
(因みに、例年お金が出ていく夏休みだが、今年は使う場面が少なかったので大きな黒字を出すことができた。財政においてのみプラスを出すことができた。)

夏休み明け、懸念していることは、ここ数日の酷暑への対応だ。35度を超える日が続いている。週明けも気温が下がることはないようだ。長男は暑さに弱い。未就学の頃は、熱線を浴びるだけで泣いていたほど苦手だった。今は多少克服したものの、暑いとパフォーマンスがうんと下がる。暑さへ慣らす為、近所の酒屋へお遣いに出したり、虫捕りに出かけるなど、意図的に暑さを感じる機会を設定しているが、順応には程遠い。

今のところ夏休み明け唯一の懸念は、暑さ対策だ。暑さに対しては、日本政府のコロナ対策同様、打つ手がない。ただ見守るしかない。なんとか暑さに慣れてもらいたい。
気温の変化に強い自閉症のお子さんをあまり見たことがない。おそらく、我が家と同じく学校再開に不安を感じている家庭は多いだろう。オリンピックなんでできるの?と思うほどの酷暑はしばらく続くようだ。当事者家族にとって心労の少ない夏休み明けになることを切に願っている。