自粛下 スカパーが興味の幅を広げた幸運

スカパーの視聴を始めてよかった

コロナ対応が開始され半年以上経過した。例年にはない色々な変化に直面し、対応に苦慮している。“例年通り“にはしばらく戻らないだろう。二度と戻らないかもしれない。

今年2月、小学校の休校が急遽決まった。当時は得体の知れないコロナに日本国がパニックを起こしていた。政府も然りだったようで、事前通知の一切ない決定だった。急転直下決まった大変化だったのだが、幸い自閉症の長男はこの変化に順応するの予告なく急遽決まった。
急に、やることがなくなってしまった休校期間中、我が家はいろいろなものに手を出した。

その中の一つが、スカパー加入だ。以前から、加入なしで視聴可能なDlifeというチャンネルから、海外のディズニー製作のアニメを好んで見ていた。
休校によって時間ができたことをきっかけに、スカパーに加入することを決めた。
5つのチャンネルを視聴できる安価なプランを選択し(おそらく、バナー広告のプランだと思います)、ディズニーチャンネルやキッズステーションなど子ども用のチャンネルをチョイスした。

ウチはDlife一本の頃から、下記のような海外アニメを好んで見ていた。
グラビティーフォールズ
フィニアスとファーブ
ハイホー7D
マイロマーフィーの法則、など、Dlifeで好んで見ていた。
これらの番組が、契約したディズニーチャンネルでまとめて放送されている。好きな番組をもう一度見ることができて、長男はとても喜んでいた。

スカパーに慣れると、自分でお気に入りアニメを探し出していた。

海外のものでは、
ペンギンズfromマダガスカル、

国内アニメでは
おしりたんてい、
妖怪ウォッチなど、自分でデッキの録画予約を駆使して見たい番組をピックアップしていた。
更に、長男にはやや難しい、名探偵コナンの劇場版を視聴していた。
これは、コナン好きの次男用に録画予約した劇場版をたまたま長男が見たことがきっかけだった。長男がコナンに興味を持ち、自分で探し出して予約するようになった。2人で一緒に見られるアニメが少なかったので、この偶然の産物は有難かった。

自閉症児の興味は偏って集中すると、言われている。
興味の幅は広がりにくい、という認識が一般的だと思う。
長男は、今まで目にしたことのないアニメに興味を持ち、好きな番組を増やしてくれている。
これによって、アニメに付帯した知らない言葉を調べ、知識も増えている。興味と知識が広がることはウェルカムだ。

コロナ禍という逆境でプラスを得ることができた。人間万事塞翁が馬とはこのことか。
悪いことの中から良いことは見つけることができるのだと教えられた。

諦めや絶望に慣れてしまった私にはとても新鮮な驚きだ。私も長男を見習って、前向きに変化を受け入れようと思う。

興味の幅を広げることが一番大事な事。スカパーが偶然広げてくれた。

↓↓我が家が申し込んだスカパーは、多分これです