今思えば、長男にやってはいけなかったと思うこと 最終回
マンション住まい
子供が生まれる前にマンションを購入していたので、結果論であり不可抗力だが、マンション住まいは気を遣うことだらけだった。周りに気を遣いながら生活したことで、長男だけでなく家族もストレスを溜めた。
マンションに住んでいた療育時代、長男は面倒な身体のこだわりを2つ持っていた。1つは、ドンドン足を踏み鳴らす時に足に伝わる刺激。もう1つは、大声を出して喉が震える刺激だ。両方とも周囲に迷惑をかける。長男がこのこだわりをやる度に強めの注意をした。長男のこの行動は、注意の度にエスカレートした。下のお宅に迷惑をかけないため、防音マットを3枚敷いていた。
戸建てへ引っ越した後、上記のこだわりは綺麗になくなった。成長による消滅かもしれないが、長男への注意は確実に減った。
マンション戸建て論争は、マイホーム世代の永遠のテーマだが、こと自閉症児を育てる環境としては戸建てがいい。(あくまで個人の感想です)
子どもにストレスを与えない、そして、子どもの行動から親がストレスを感じない環境で子育てをしたい。自閉症児の発育に良い影響を与えます
YouTube 視聴解禁
現在進行形の課題で、上手い付き合い方を見つけられていない。子供にとってユーチューブは相当中毒性が高いようであり、制限を設けなければ体調が悪くなるまで見続けてしまう。外出先で時間待ちをする時に見せて以降、長男はユーチューブの虜になった。視聴時間の約束ができなかった頃は、時間さえあれば見たがり、やめなさいと言うと泣いて嫌がった。
今は1日の視聴時間を取り決め、タイマーを使って視聴時間管理ができている。スマホに関連するものは、健常児であっても“ハマって”やめられなくなってしまう。赤ちゃんのスマホ子守など、スマホとの付き合い方はさまざまな議論があるようだ。使うにあたっては親子間で使用ルールを決めて約束を守らせるべきだ。
(あくまで個人の見解です。でもあっていると思います)
子どもにゲームやスマホを使わせる時は、慎重であるべきです。楽しいツールなので、禁止することは難しいでしょう。
使用時間など、約束事が必要。料理用タイマーなどを使い、遊んでいい時間を管理しましょう
やらなければよかったと思っていることをいくつか挙げましたが、やってよかったこともたくさんあります。
生活習慣に差し障ること、周りに迷惑をかけないことを守り、子ども自身と親がストレスを溜めないことが大切だと思います。我が家は、これからもやらなければよかったと思うことに数多く出会うと思います。今までと同じように、乗り越えていきたいと思っています。