特別児童扶養手当 受給終了
精神又は身体に障害を有する児童について手当を支給することにより、これらの児童の福祉の増進を図ることを目的とした福祉制度。ちなみに長男は2級だっだ。
厚労省HPより
今年度の特別児童扶養手当支給対象から外れた。先日、児童相談所で支給判定のための問診を受けたのだが、その際の応対が”よかった”為に支給の必要がない、と判断されたようだ。年額400千円ほど支給されるので金銭的には少々痛い。ただ、判定理由にある「日常生活に著しい支障」がない、と判断されたので、嬉しいことではある。
問診では、長男はちゃんと着席して話を聞き、質問にハキハキ答えたという。一人で登下校ができる、学校では特別なサポートはいらない、家庭内で特段の困りごとはない。支給の対象から外れたのは必然なのかもしれない。初回の問診の際は、最中ずっとひっくり返って大泣きし、支援が必要であることを示していた。あれから数年。長男は立派になった。困りごとがないほど成長してくれた長男に感謝したい。
数年間受給した特別児童扶養手当には随分助けられた。長男の成長によって、その支援を受ける必要がなくなった。支援が必要なご家庭を支える原資に回ってほしいと願う。
特別児童扶養手当はとても手厚い支援策だ。当事者家族で知らない方がいたら、行政に相談するなどして調べてみてほしい。療育手帳と同様、申請にあたり躊躇する親が多いと聞く。支給の対象外と判定されるケースも多いと思う。ただ、困っている世帯に対して行われる支援策なので、「困っている」という現実があるのであれば役所に相談することをお薦めする。
市役所・区役所などが支給手続きの相談窓口になります。