メガネデビュー

祝メガネデビュー お気に入りのメガネをつくることができました、

親が気付かないうちに、長男は近視になってしまった。目を酷使する生活スタイルにより、視力が下がっていることを、つい最近知った。ちゃんも検眼できるようになったのは去年から今年にかけてなので、気付くきっかけすらなかった。

眼科で二回の視力測定を行い、視力が確実に下がっていること、測定した視力が正しいこと、つくるメガネの度数を確認した。

週末、長男を連れて眼鏡店へ行った。

フレーム選び

ここ1〜2週間、長男に『かっこいいメガネをつくろうね』と言い続けていた。その甲斐あって、長男はメガネを好意的に捉えてくれている。普段、ショッピングモールで服屋に立ち寄ることを許してくれず、終わり時刻が読みづらいので、長男はショッピングが嫌いであり苦手だ。そんな長男が、前のめりでメガネを選ぶ気満々になってくれている。大好きな“あつまれどうぶつの森“で、アイテムのメガネをキャラクターに装着させて、どんなデザインがいいか楽しそうに調べていた。

前向きなのは喜ばしいのだが、あつ森がきっかけになって、奇抜なデザインを希望するのではないかと不安を感じていた。長男はオーソドックスな四角いフレームを希望してくれた。胸を撫で下ろす。四角いカタチの中から、一番いいと思うものを選ぶ。何本か試着してもらった。実は、この何度も試すこと自体、長男にとって本当に珍しい。いつもなら面倒に感じて、最初手に取ったものを選ぶ長男が、最後までメガネ選びに付き合ってくれた。成長を感じられて嬉しかった。

メガネ出来上がり

メガネは30分ほどで出来上がる。昼ご飯を食べて完成を待った。メガネを受け取り装着すると、長男はクリアになった視界を喜んだ。メガネをすぐに外さず、付けたまま家まで帰った。

テレビを見ている時、『よく見える!字が全部読める!』と言って喜んだ。また、壁掛け時計の方を見て『時計がちゃんと読める』と言って驚いていた。

今までそんなに見えていなかったの?

長い間気付いてあげられなくてごめんね

長男はメガネを気に入ってくれた。着脱も上手くできるようになった。レンズの掃除はもう少し練習が必要だが、そのうち覚えるだろう。

長男はメガネを拒絶するのではないか、と思っていたので、ちゃんとメガネをつくれるか不安だった。しかし、長男はメガネづくりと装着を嫌がらず、むしろ前のめりで対応してくれた。

メガネによってクリアになった視界が、彼に新しい気付きと興味を与えてくれることを願っている。

四角くて黒色のオーソドックスフレーム。ケースは迷わず赤を選択。赤が好きな長男らしいチョイスだ。赤いフレームを欲しがらなくてよかった。