桃太郎電鉄 100年プレイ
ボードゲームをする際、長男は所持金が減るようなイベントが苦手だ。自分のリズムを乱されるからだと思う。桃太郎電鉄においてもそれは変わらない。他のプレーヤーやCOMから攻撃系カードを食らうことが大嫌いだ。お金を減らされるので貧乏神が憑くことも苦手。
長男は、自分以外のプレーヤー分も自分で操作する変わった方法で桃鉄を楽しんでいる。桃鉄は好きだが貧乏神は嫌。長男なりに考えて編み出した遊び方だ。一人で4人分操作するので、端で見ていると大変そうだが、長男はこの面倒な遊び方が最も楽しいようだ。
その特殊な遊び方で遊んだ桃太郎電鉄が100年に到達し、フィニッシュを迎えた。100年でゲームが終了する。コツコツ4人分の操作をして100年やりきった。10兆円の桃太郎ランドを買い、天保山や舞浜の国民的アミューズメント施設を買い揃えた。旭川の動物園や沖縄の水族館も買った。実世界で好きな施設を買い揃えるあたりが、長男のこだわりだ。
100年に到達すると、長男は『終わったー』と感慨深そうにしていた。長男なりにやり切った感があるのだろう。
一日45分のゲーム時間ルールを守り、目標到達。達成感があるようだ。たかだかゲームだか、コツコツ積み重ねる長男らしいフィニッシュだ。
『桃鉄サイコー』が長男評だ。
前述のこだわりの為、家族全員で遊んだことは数えるほどしかないが、桃太郎電鉄は長男にピタっとハマった。ゲームではあるが、初志貫徹を褒めるべきだろうか。