ゲームが上手くなってる!

コロナ禍でお出かけがはばかられる春休み。どうしても家遊び中心になってしまう。任天堂スイッチで遊ぶ機会が多い。YouTubeに比べれば時間の約束を守ることができるので、任天堂スイッチに関しては口うるさく言わないようにしている。

自閉症の長男は、自閉症児のそれに倣い、手先が不器用だった。スイッチを買った際に購入した「スーパーマリオメーカー」は、上手く操作できず楽しめなかった。

先日、子どものお小遣いでソフトを買うことを許可した。「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」を買い、兄弟仲良く遊んでいる。グラフィックはキレイなのだが、操作が難しそうだ。私は上手く操作できなかった。最近のゲームはすごい。

ゲームをする長男を見て驚いた。操作が上達しているのだ。以前の長男は、ゲームの上手い次男に付いていけなかった。今回買ったマリオでは、次男とほぼ対等に進めることが出来ている。少なくとも次男の“足手まとい“にはなっていない。次男が公園遊びへ出かけている間に、次男がクリアできていないステージに挑戦している。自主練をしている。ギリギリで攻撃をかわし、アイテムもしっかり取っている。“手先が不器用“という例のヤツは何処へ行ったの??

思い返せば、漢字ドリルの字は綺麗になっている。療育の頃は鏡文字で、低学年の頃は蛍光ペンの下書きが必要だった。iPadではかなり早いタッチで文字を入力している。克服したのか?それともウチの子は手先が器用な自閉症児なのか?

自閉症児は手先が不器用、というステレオタイプで我が子を捉えていたのは、身近で見守っているはずの私なのかもしれない。得意不得意を親が判断することはやめようと思う。

巧みにマリオを操作する長男を見て、成長を感じた。