テレビトラブルに対応できた!

長男はテレビ視聴のこだわりが強い。好きな番組が見つかると、何度も繰り返し視聴する。特徴的なのは、何度も見るのは番組というよりもお気に入りのシーンという点だ。気に入っているワンシーンを見て、場合によっては何度か繰り返し見て、次の番組へ移行する。話の筋には興味がないようだ。視覚優位の長男ならではのこだわりだ。

テレビ好きの長男のために、複数のチャンネルを用意している。

  • テレビ
  • DVD
  • Amazon Prime Video
  • DISNEY+
  • TVer

下の3つは直近1年間で追加したものであり、FireTVを使って視聴している。長男は、アプリを使いこなし、アレクサを巧みに使ってコンテンツを探している。私は音声検索を使ったことがない。新しいものに挑戦する姿には、いつも驚かされる。

昨日、DISNEY+が不調で、視聴できない時間帯があった。このアプリではたまにエラーが発生する。見たいコンテンツがあるのに見られない。以前の長男なら、ここでかんしゃくを起こして『ギャー』だったのだが、長男は文句を言いながら録画番組の視聴に切り替えた。

普通のご家庭なら何ということもないシーンなのだろうが、私は長男の成長に驚かされた。

以前の長男は、一つのものしか視野に入らず、代替案で満足することはできなかった。その為、一つのエラーで大かんしゃくを起こすことが多かった。テレビに限らず、お出かけや学校でもこのような見通しとの違いでパニックを起こしてしまう。

昨日の長男は、自分で代替案を探し出し、満足することができた。

  1. 突発的なエラーが発生
  2. 急な予定変更の必要性を認識
  3. 代替案を探し、それで満足する

以前なら①のあとにかんしゃくを起こしていた。自分で①→②→③と対応することができた。傍目からは大したことには見えないと思う。過去、長男に散々振り回された私から見ると、当時想像できなかった理想の姿だ。皆が自然と出来ることを彼も少しずつ出来るようになっている。

彼は今年から小学6年生。新学期が始まる前に成長を感じられて嬉しかった。