自閉症あるある 前編
正式には 自閉症(児の親)あるある 前編
自閉症の子を育てる親の「あるある」を五月雨式に書いてみました。共感していただける「あるある」はあるでしょうか?
電車に詳しくなりがち
自閉症児の大多数は電車が好きだと思っている。電車に乗ること・見ること・覚えることが大好きで、本やおもちゃは電車関連のものが多くなる。子どもに引っ張られて親も電車に詳しくなる。クハやクモ、電車の型式をなんとなく覚えてしまう。
Eテレに詳しくなりがち
小さい子のいる家庭はどこでもEテレのお世話になると思うが、ピタゴラスイッチやデザインあ等のようなトリッキーな番組、きかんしゃトーマスのように好みと合致するアニメを放送するEテレとの付き合いが健常児よりも長くなる傾向がある。子どもにとっても、Eテレの番組は安心して見ることができると感じ好んでいるようだ。
事前の準備、上手くなりがち
自閉症児は予定外のことを非常に嫌がる。その為、親には想定外のことを極力減らす努力が求められる。その為、段取りが上手くなる。仕事や家事の際にふと感じる。周囲の段取りの悪さが気になることもある。
自閉症のプチ研究者になりがち
我が子のことを知る為、親は自閉症のことを学ぶ必要があるので、関連書籍を読み漁る。自閉症だけでなく発達障害やアスペルガーなどの本、TEACCHなど療育に関連したものから支援級の指導要領など、いろいろな書籍に手を伸ばす。自然と専門知識が身につく。その為、テレビなどの自閉症の特集を浅く感じてしまう。
流行に疎くなりがち
私の知る範囲では、自閉症児の大半は付けっぱなしのテレビを嫌がる。自分が好きではない番組が放送されることを嫌う。その為、テレビの付けっぱなしがなくなる。見る番組は、能動的にチャンネルを合わせる、もしくは録画予約したものに限定される。流行りの情報や芸能人について知る機会が減る。私は長い期間フワちゃんやローランドの顔を知らなかった。タピオカブームもよく分からなかった。
交友関係が絞られがち
本当に気心の知れた友人だけが残る。
後編へ続く