マスク回顧録

3月13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられる。
3月12日から日付が変わると感染リスクが下がる(理解違い?)理由や
2類相当だがマスクが必ずしも必要ではない5月8日までの期間のリスクへの理解など、
ツッコミどころは山ほどある。

とりあえず、マスク着用が強制され、マスクとともに生きる日常は、3年で終わることになる。

未知のウイルスに震え、登校はおろか外出まで叶わなかった2019年。
ウチは我が子がマスクの習慣に順応できるか、不安で押し潰されそうだった。

“フツー“の子どもですら、イレギュラーな日常に精神を乱された3年前の春、
自閉症の長男は、あっさりと休校を受け入れ、家での生活を許容した。
マスクの着用に嫌がることや癇癪を起こすことはなかった。

コロナ以前の長男は、風邪を引いた時にマスクをつけることを嫌がっていた。
コロナ禍でマスク着用を受け入れてくれた一番の要因は、
支援級の先生がしっかりと“腹落ち“させてくれたことだった。
他にも、長男はしっかり手洗いするようになり、会社制限にも対応することができた。
コロナ禍の3年間で、長男は驚くほど成長してくれた。

連休以後、生活はどう変わるのだろう?
長男は、制限がなくなることで、以前のようなプール遊びや海水浴ができることを願っているようだ。
どうなるのだろう?
とりあえず、私は長距離走に興じている時だけは、フェイスカバーを取ろうと思う。