天体観測
クリスマスプレゼントで次男に天体望遠鏡を贈った(サンタから)。次男が熱望したので、ちょっと高価だったが(サンタに頼んで)プレゼントした。
次男は小学校低学年にも関わらず、アカデミックな遊びを好む。科学実験や工作、遊びではないが料理など、本やネットで調べながら進めるものが好きだ。
天体望遠鏡は扱いが難しいので、上手く使えずほとんど使われないまま物置き行きになるのではないかと懸念していたが、杞憂だった。
自閉症の長男を巻き込み、天体観測ブームを引き起こしている。
次男が外遊びから戻る17時と寝る前の19時に、天体観測は行われる。次男は、天体望遠鏡の使い方を早くもマスターしている。最初はいつも、天体で一番明るくて大きい月を観測する。月の模様が鮮明に見えるので、寒いのが苦手な長男も喜んでいる。
寒さが苦手な長男は長い時間観測に参加できない。長男がいなくなった後、次男は明るい星の観測をする。星座早見盤を使って星の名前を調べるのだが、基準となる北極星の探し方がよく分からない。次男と私の2人で、試行錯誤しながら天の様子を伺っている。
我が家は家の前が緑地で、その先は市民の森になっている。灯りが少ないので、ベランダからでも十分星が見える。天体観測をするまで立地のよさを感じることはなかった。この趣味が続くなら、いいところに住んでよかったと思える。
子どもと手探りでする天体観測。車のCMの1シーンのようで、悪くない。『キャンプ場で天体観測してみたいな』と次男談。『バーベキューしたい』は長男談。
コロナが終息した暁には、家族で天体観測したい、また一つやりたいことが増えた。