宿泊合宿、惜しくも参加できず

昨日〜今日にかけて、長男の学年は宿泊合宿へ出ている。長男は参加せず、学年で一人だけ学校に残り、支援級で勉強をしている。

2つ返事で「行かない」と言うと思ったのだが、長男は最後まで行くかどうか悩んでいた。紆余曲折あった。参加する選択肢を検討している時点で、信じられない進歩だ。コロナ禍の変更がなければ、参加できたかもしれない。

今回、ごくごく個人的なこのイベントの残念話を書くことで、長男を褒めるポイントを見定めようと思う。

・・・オーディエンスの了承を得られたようなので(?)、話を進める。
今年度の宿泊合宿の変更に対し、長男がどこまで許容することができたのか、激闘の記録である。

今年度はコロナで大幅な予定変更。変更点と長男の葛藤

コロナ対応で日程変更

例年と実施時期が違った。ただ、運動会や他の行事で日程変更慣れしているので、これは簡単にクリアできた。

宿泊合宿の行き先が変わった

例年のコースから変更があった。例年見学する魚市場がなくなり、皿の絵付けの体験に変わった。長男は魚市場を見たがっていた。昨年のしおりや画像を見て、イメージを膨らませていた長男は、少し残念がっていた。ただ、これは決定打にならなかった。

キャンプファイアーなし

今年のプログラムを見て残念がっていたのは、キャンプファイアーを見られないことだった。去年の画像でイメージを膨らませ、テレビ番組でよく目にするキャンプファイアーはとても楽しみだったようだ。キャンプファイヤーをやらないガッカリ感は大きかったようだ。

キャンプ場でつくるカレーが取りやめ

不参加の決定打はこれだった。参加しない意思を固めたのは、”キャンプカレー”がないことだった。アニメなどでよく目にする、キャンプ場でつくるカレー。火の上の大鍋、はんごうで炊くご飯。キャンプファイアーとセットで楽しみにしていたようだ。「これがないなら学校がいい」と思ったようだ。

去年の時点では、「来年予定されている宿泊は絶対無理だな」と思っていた。長男本人も親もそう思っていた。おそらく先生方も同じだったと思う。
元々難易度の高い宿泊合宿に、コロナ禍の大幅変更が加わった“圧倒的不利“な状況で、最後まで参加するか迷っていたことが大変な驚きだ。
長男は事前に昨年の画像やしおりを見ていた。先生に伺ったところ、この時点では行きたかったようだ。仲のいい支援級のお友達が参加するので、行きたかったようだ。キャンプのカレーとファイアーがあれば、行っていたのではないかと思う。

皮一枚のところまで迷った。結果不参加ではあるものの、長男の成長を感じた。

長男が毎日キャンプ動画を見せてくる。高まってしまった長男のキャンプ熱。いつかカレーをつくるイベントを考えねば。

ちなみに、宿泊合宿は昨日〜今日開催で、昨晩が宿泊だった。もし、長男が参加していたら、親は昨晩不安で眠れなかっただろう。