もう中学生

苦労の連続だった小学校の6年間はあっという間に過ぎた。
長男は先週から中学生だ。

小学4年生までの長男は、毎年新学期前は不安定だった。
感情の起伏が激しくなり、かんしゃくを起こしやすくなった。
また、新学期を迎えて5月頃まではなかなか気持ちが安定しないので、春は気持ちが滅入る季節だった。
桜と高ストレスはセットだった。

一昨年はコロナ禍に上手く対応し、昨年は安定した新学期を迎えることができた。
しかし、今年は大きく環境が変わる。校舎が変わり、先生も変わる。今までなかった制服という概念が新たに追加される。
長男を不安にさせる材料ばかりだ。
久しく味わっていなかった、心労の春を覚悟していた。

予想は良い方に外れた。

長男は、楽しそうに中学校へ通っている。
入学式は健常児と同じタイムスケジュールで参加することができている。
親の送り迎えなく登下校できている。
予想していなかった好パフォーマンス。

長男のことをよく理解している先生がいない環境でも、長男は大きな不安を感じることなく学校生活を過ごしている。
家での過ごし方も春休みと同じようにリラックスしている。

中学校の支援級には、小学校で長男をかわいがってくれた先輩たちが多く在籍しているので、不安を感じないのだろう。
今の長男の姿を、お世話になった小学校の支援級の先生方に見せてあげたい。

今のところ、満点に近い新生活を送ることができている。
中学校生活を満喫して欲しい。

長男よ、頑張れ!