日没までに帰宅するルール

自閉症児は皆なんらかのこだわりを持っています。ウチの長男はのそれは、時間のこだわりです

長男のタイムスケジュールはほぼ固定化されている。起床時刻、登校前の過ごし方、帰宅後の過ごし方、入浴時刻、夕飯前の過ごし方、就寝時刻。夏休みであっても年末年始であっても、タイムスケジュールを崩すことなく、規則正しい生活を送る。

小学校高学年の長男が、生まれてから今まで、ほとんど崩さず守り続けている生活ルールがある。「日没までに家へ帰る」というルールである。空が暗くなると不安を感じるから、と本人は言っている。人類が生命を守るために脈々と受け継いできた行動原則が、長男に引き継がれている。

日没までに帰宅しなければならないので、行楽地の滞在時間は短くなる。大好きなよみうりランドで遊んでいても、16時に帰り支度を始める。この行動原則がある為、晩ご飯を外食で済ませたことは数えるほどしかない。その少ない外食は、全てディズニーランドだ。ディズニーランドだけは、日が沈んでいても滞在することができる。夢の国の魔法にかかっているのだろうか。17〜19時までに帰宅しなければいけないということは、当然遠出はできない。横浜市に居を構える我が家から最も遠いお出かけ先は、鉄道博物館(埼玉県)だ。基本、神奈川・東京の外には出られない。いろいろな場所へ行きたい次男には可哀そうなルールだ。ここ1〜2年で行きたい場所が増えているので、緩和されることを願っている。

時間に縛られるこだわりは、自閉症スペクトラム障害によく見られる傾向だと聞く。対応する家族は苦労させられるこだわりだ。大人の場合はよく分からないが、子どもの場合には我が家のように緩和される可能性がある。我が家の場合は、とにかく要望を可能な限り受け入れ、ストレスの軽減を図った。こだわりに苦しめられているご家庭は、ストレスの軽減を試みて欲しいと思う。思わぬ好転があるかもしれない。

こだわりとルールがとても多かった未就学期の長男、成長して分かることが増えると、こだわりは緩和されました。ストレスの軽減とその子の成長で、困り事になっているこだわりは消えるかもしれません


唯一時間のこだわりを超越する場所がディズニーランドです。楽しさが夜への恐怖を消すのでしょうか。

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