あつ森が教育してくれた ~番外編~

講師:エイブルシスターズ 長男がファッションに興味を持ち始めた

ファッションの勉強です

以前、あつまれどうぶつの森で遊ぶ長男に、お金のことや生物など、知識を増やすきっかけとして活用している話を書いた。
今回は、長男がいつの間にか勝手にゲームから学んでいたことを書く。

エイブルシスターズは無人島の仕立て屋さん。
ここでキャラクターに着せる服を買うことができる。
キャラクターにオシャレでリアルな服を着せて楽しめるのは、昨今のアバターと仕組みは似ている。
長男は、ここでオシャレに目覚めたようだ。

子どもが寝た後、私はあつ森をプレイするのだが、長男は毎日服を替えている。
新作を買っているようだ。
自閉症児は自分の外見に関心を持たないことが多いと聞く。
長男も自分の服にあまり関心がない。長ズボンしか履かないというこだわりはあるが。
その長男が、自身を投影したキャラクターのファッションを楽しんでいる。
髪型やアクセサリーなど見た目に気を使っている。

自分の見た目に関心を持ってくれている これも成長の一つだ しかし、、、

長男の分身であるキャラクターは奇抜なファッションをしている。
赤いジャケットに赤いパンツ、髪の毛は金髪。パリピなサングラスを付けて浅黒くなっている。最後の特徴がなければカズレイザーだ。
長男は赤が好きだ。ダウンジャケットで赤を選び、自転車も赤。色の好みは派手なのか?
その前は、白いタンクトップにスカイブルーのパンツ。そしてパリピなサングラス(星の形)。最後の特徴がなければ、サンシャイン池﨑っぽい。
長男の色彩感覚は派手好みなのだろうか。

あつ森を楽しむことによって関心の幅が広がるのはとてもいいことだ。他の自閉症児がいるご家庭でも、同じようなことは起こっているのだろうか。
長男は『釣りに行きたい』と言っている。一年前に数回行って辞めてしまったアジ釣り。あつ森が忘れかけていた釣りを思い出させている。
あつ森では、果樹園をつくったり花を植えたり、スローペースでいろいろな楽しみを味わえる。

長男にはとても学びの多いゲームになった。
これからも関心を広げるお手伝いをあつ森にお願いしたい。

あつまれどうぶつの森 ヒットの秘密がよくわかる

攻略本でウィンドウショッピングするのが日課になっている。あつ森に関してはフツーの子と楽しみ方は変わらない。親としては少し嬉しい。