福引き愛
大好きな福引きが、長男の長年の行動原則を変えられるきっかけになった。
好きなものというものは、人に変わるきっかけを与えてくれる
長男はくじや福引きが大好きだ。一等から六等ぐらいまで様々な景品が並び、その場で当たりがハズレか分かることが楽しいようだ。一番好きなのは、ガラポンを使うもので、いつもドキドキしながらハンドルを回している。ガラポン好きが高じておもちゃのものを持っているほどだ。
年末は、多くの商店街やショッピングビルで福引きが催されている。福引き好きな子どもたちに応える為、福引券を貰うための買い物をして券を集めている。今週末から抽選が始まるので、土曜日の予定は福引きを含めたお出かけになっている。
長男は基本、予定の細かい変更や臨機応変な変更が大の苦手だ。抽選会が始まるのは12時。
なるべく早めに参加したい。そんな長男が、福引きのために普段はできない柔軟な調整をしてみせた。
抽選開始時刻に合わせて予定を組み立てる
抽選開始は12時。普段外出の際は9〜10時に出発するので、外出を12時にすることは難しい。『抽選開始は12時らしいよ。どうやって参加しようか?』と長男に聞くと、長男は自分から『福引き会場は一番最後に寄ろう。隣の駅の本屋へ行ってご飯を食べて、帰りに福引きだったら12時ぐらいでしょ?』と提案した。長男は、一番楽しみな予定は最初でないと落ち着かない。長年の行動原則なのだが、最も簡単に変更して見せた。
なんとなくの予定を自分で考えた
長男は、行き先とやりたいことが完全に一対一対応しており、なんとなくフラッとでかけるということをしない。買うものが決まっていない買い物、ウインドウショッピングなどを嫌う、これも長年変わらない行動原則だ。
前述の予定の中で、隣の駅へ出かけて買う必要のあるものは特になかった。明確なお出かけの目的はないのだ。長男は『本屋へ行く。見てみたい本があるから』と言った。ほしいものが確定していない状態で出かけるのはかなり珍しい。初めてに近いと思う。
福引きへの愛で、明確な目的のない買い物が出来るようになった。人生初の快挙だ。
これらの調整がなされたことを妻から聞いたのだが、今までやらなかった柔軟なプランニングに驚かされた。
是非、それなりの景品をゲットしてほしい。
余談だが、長男は強力なくじ運を持っている。福引きやおもちゃくじで特等を始め、上位の商品をゲットしている。秋には、ショッピングビルの福引きで一等のアウトドアグッズ詰め合わせ袋を当てたばかりだ。楽しみにしている福引きの一等は任天堂スイッチライト。私はこれを当ててほしいが、長男は二等のホテルランチ無料券にロックオンしている。このホテルのこと毎日iPadで調べている。狙った獲物は逃がさない、我が家のロックオン•ストラトス(00(ダブルオー)ガンダムより)。通勤の際に使うので、是非スイッチライトをお願いします!
福引きの結果が面白いものだったら、本サイトで紹介したいと思っている。
長男が買ったガラポンのおもちゃ。家で抽選会ごっこをしている。
可愛らしいので購入したビンゴ。これは長男よりも次男が気に入っている。ビンゴゲームはよく、家族全員でやっている。子ども達はギャンブラー気質があるのだろうか?
一等の景品。謎の引きの強さに、私は期待している。長男よ、宜しく!