2023年2月20日 / Last updated : 2023年2月21日 ハムス太パパ 長男(自閉症)のこと 仕事が辛い時は子どものことを考える 自閉症の長男は、驚くほど安定した生活を送っている。中学生になってから、癇癪に手を焼いた記憶はほとんどない。週単位で絶望感を味わい、胃の痛みに耐えながら生活していた数年前が嘘のようだ。長男の心配事が無くなると、仕事が大変であり辛いと感じるようになる。これは幸せな“辛さ“だと思っている ・・・
2022年2月25日 / Last updated : 2022年2月25日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 戦争 ロシアがウクライナに侵攻した。かねてからきな臭い世界情勢だったが、貿易や金融ではなく武力を用いた争いのフェーズへ以降しそうだ。日本にとっても戦争が身近なものになるおそれがある。かねてから私は、自分の命は天災から家族を救うために使うと決めていた。具体的には南海トラフ地震だろうか。ただ、戦争は全くの想定外だ。自閉症の長男を守って避難できるのか。マイナスの想定が深化しそうだ 〜
2022年1月24日 / Last updated : 2022年1月24日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 働き甲斐 生き甲斐 自己実現のために働く、という意識の高い話を見聞きする。仕事を通じてなりたい自分を目指す。尊い心がけだ。働き甲斐のある仕事は生き甲斐にもなるのだろう。私の生き甲斐は、自閉症の我が子をちゃんと育てること。働き甲斐は生活に必要な金を稼ぐこと。働き甲斐などないに等しい。でも、働き甲斐などなくていい。この上ない生き甲斐があるから 〜
2021年11月22日 / Last updated : 2021年11月22日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 自慢できることなんて、一つもない 私は自慢話をする人が苦手だ。私の父がこのタイプの人だった。父のようになりたくないという願いは叶い、私は自慢話をしない人間になった。自慢できることが何もないのだ。私には他人に誇れるようなものが何もない。そんな私にも唯一の自慢できることがある。それは家族だ。素晴らしい家族がいてくれることをいつも感謝している 〜
2021年11月4日 / Last updated : 2021年11月4日 ハムス太パパ 社会に対して思うこと 最悪の未来 〜優生思想と自己責任 私にはおそれている未来がある。自閉症の長男にとって最悪の未来をいつも考えてしまう。その最悪のシナリオは、長男の発育や就業に関するものではなく、最悪の社会に関するものだ。障がい児を産むことに対する「自己責任」と障がい児の命を軽んじる「優生思想」。そのような社会が現れた歴史があった。日本の未来が危惧する社会でないことを願う 〜
2021年10月14日 / Last updated : 2021年10月14日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 家族のために私はいる 仕事を前提に考えた時、私の存在意義は残念ながら見当たらなかった。私の代わりはいくらでもいる。私には大した価値がないようだ。しかし、私でなければならない場所がある。それは家だ。特に、自閉症の長男が私に価値を与えてくれる。長男の存在は、私に生き甲斐も与えてくれる。生きる使命を与えてくれる。後編 ~
2021年10月13日 / Last updated : 2021年10月14日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 自分の存在意義はあるのだろうか? 私は基本、物事を悲観的・内省的に考える。10代の頃は、何かで名を成す人物になりたいと思っていた。残念ながらそのような人物にはなれなかった。「自分の存在意義は何だろう」「価値はあるのか?」答えはNOだろう。私の代わりはいくらでもいる。ただ、これは私に限った話ではない。替えの効かない人などほぼいないのだ。前編 〜
2021年9月3日 / Last updated : 2021年9月3日 ハムス太パパ 心休まるネガティブの世界 鬱だけじゃない 躁もつらい 自閉症の長男だけでなく、私自身も問題を多く抱えている。私は二十年以上躁鬱に悩まされている。躁と鬱は相反するものなのだが、私は躁のコントロールが苦手だ。鬱状態には慣れた。対処法も身に付けている、だが、躁には未だに慣れることが出来ない ~