夢の桃太郎電鉄
11/19、ニンテンドースイッチ向けソフトとして「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(KONAMI)」が発売される。長男は、スイッチの新商品デモ動画で偶然目にして以来、この桃太郎電鉄の虜になっている。YouTubeで配信されている「吉本芸人対決スペシャル」の動画を、楽しそうに見ている。長男は、今までに”桃鉄”をプレイした経験がない。私と妻は、子どもの頃に友達の家で遊んだことがある。どんなゲームであるか、上記の動画で概ね理解しているようだ。
桃太郎電鉄は、通称”桃鉄”、平たく言えば日本各地を回るすごろくゲームだ。物件を買って所持金を増やすルールは、モノポリーにやや似ている。
このゲームが長男の成長を促すことを期待している。下記のような理由だ。
所持金が減額されるケースが発生する。所持金が減るルールに慣れてほしい
ボードゲームが大好きな長男は、人生ゲームやモノポリーでも借金や高額の支払を極端に嫌う。人生ゲームであれば、借金ではなく”つけ払い”の特例を認め、モノポリーは”相手を破産させる”というゲームルールのベクトルそのものを変更した。桃鉄はお金を奪われるケースが非常に多い。ゲームの楽しさで、このマイナスを受け入れられるようになると、少しだけ成長することができる。
ダントツの再開であっても諦めず最後まで続ける忍耐力を身に着けてほしい
長男には原因不明の”ゲームの強さ”がある。人生ゲームなどのボードゲームでは、ほとんど首位争いだ。ニンテンドースイッチの「マリオパーティー」でもなぜか強い。桃鉄は、”キングボンビー”など形勢逆転のイベントが数多く発生する。大負けすること、大借金を抱えることが起こるだろう。その時に、へそを曲げたり泣いたりせずに最後まで遊ぶことができるようになってほしい。
ゲームの話ではあるが、これも一種のレジリエンスだ。
日本の地理を覚え、日本に興味を持ってほしい
長男はディズニーを通じて、アメリカのことを調べたり、映画作品のことを調べて知識を増やしている。桃鉄を通じて、日本の地理に興味を持ってほしい。デモ動画を見る中で、登場する地名や名産品に対して興味を持っている。地図帳や日本の図鑑などを一緒にプレゼントして、日本に興味を持ってもらいたい。
いまのところ、クリスマスプレゼントとして与えるつもりでいる。今月、一足先に攻略本を買って情報収集することを長男は考えているようだ。長男は家族全員で遊べることも楽しみの一つとして考えてくれている。せっかく買うのだから、皆で楽しみたい。
桃太郎電鉄に一番期待することは、”負けを受け入れられるようになること”だ。果たして、ちゃんと楽しむことができるだろうか。おもちゃであっても、何かしら成長のきっかけに使う方法を考える。ややあさましいが、我が家はいつもこのように考えることにしている。いいきっかけを与えてくれるソフトであってもらいたい。
クリスマスまでは、この攻略本で“予習“です。以前購入したあつ森の攻略本は、隅々まで読み込んでいます。ゲーム攻略本を“読書“する子っているんだなぁ、と驚く。