常に最悪を想定するべし
マイナス思考に陥ると、物事を悪い方は考えてしまい、気分が滅入ってしまう。マイナス思考は自力で解消することが難しい。
逆手に取ろう。
物事は、常に悪い方へ考えよう。最悪のことを想定しよう。
常に最悪を想定して物事を考える。気持ちは沈むが、常態化すれば慣れる。最悪の状態から物事に対応すると、実際は想定よりも少し良くなるはず。
『思っていたよりもよかった』
実際には悪いことが起こっていても、収支がプラスになっている不思議。
想定よりも悪い事態はまず起こらない。
最悪の事態を想定しているので、急な対処ができる。(ちなみに想定よりも悪い事態が起こった場合は、リスクの見積が甘かった。もっと最悪の状態は何か、突き詰める必要があった、と考える)
世の中プラス思考がもてはやされるが、そんなことはなあ。マイナス思考の落ち込みさえダメージを受けなければ、マイナス思考の方が慎重な行動が可能だ。
これを極限まで突き詰めていくと、“生きているだけで十分“という境地に至る。
仕事、人間関係、地球から見たら塵のようなちっぽけなもの。心に余裕がある時は成長を目指せばいいが、辛い時ギリギリの時は考えるのをやめよう。