自閉症児の新学期
順調な滑り出し さすが6年生。しかし・・・
今春スタートした新学期。長男は6年生になった。小学校入学時は、毎日泣いていた。ほとんど引きずるようにして学校へ連れて行った5年前を思い返すと、長男の成長を感じる。
ただ、一筋縄ではいかない点はあり、例年通りヒヤヒヤの春を迎えている。
今年度の変化点は下記の通りだ。
①6年生がいなくなり、自分が最高学年になった
支援級にしっかりした6年生がいて、その子は長男のことをよくケアしてくれていた。長男はその子のことが大好きだったが、中学校へ進学した。来年になれば中学校で会えるのだが、いなくなったことは寂しいようだ。
②長男を担当する支援級の先生が代わった
支援級には3人の先生がいて、それぞれの先生が担当する生徒を決めて対応している。長男は初めて”手のかからない子”グループに入った。まだ本決まりしていないが、今年度の担当は今まで関わりが薄めな先生なので、長男は少し寂しそうだ。少しだけ妻に不安だと話していなので、少し心配だ。
③ランドセルを卒業し、リュックで通学
学年一の体格で、私と遜色なくなってきた長男にとって、ランドセルは小さくなってしまった。ベルトを伸ばしても窮屈になってしまったので、新学期からリュックに変更した。思い返すと、学校に一人か二人、リュックの子がいたような記憶がある。
毎年、春は落ち着かない。長男が新しい環境に馴染むまで、親の心配は続く。連休前までは心休まらないだろう。小学校の春は今年が最後。例年よりも早く環境に慣れる、成長した長男の姿が見たい。
ちなみに、一年前はコロナ休校の真っただ中だった。子どもたちは毎日暇を持て余していた。
新学期の対応は、2年ぶりだ。