空港遊び
長男は自閉症児の例に漏れず、電車が好きだった。最近は興味がゲームや動画に移り、電車熱はそれ程高くなくなったが、以前は電車に乗るだけの外出が多かった。
特に、モノレールには希少価値を感じていて、羽田空港まで出かけて東京モノレールに乗っていた。
電車熱が下がった今でも東京モノレールは好きなようで、『久しぶりに羽田空港へ行きないな』と言われる。
『コロナが怖いから、今空港へ行くのは止めようね』と返している。
ウチの空港遊びはこんな感じだ。
羽田空港には車で向かう。首都高上り線を使うウチは、P2駐車場に車を停めて、羽田空港第一ターミナル駅を利用する。
療育手帳を持っている場合は、出庫の際にインターホンでその旨を伝えるとかなりの減額をしてもらうことができる。
※半額になります。詳細はリンク先でご確認下さい
ちなみに、第一ターミナルを選んだ理由は、展望デッキが広く綺麗なことだ。第二の展望デッキよりも飛行機を見やすい。
長男は道程がインプットされやすいので、第ニターミナルスタートに変えることができなかったのだが、結果的に第一で良かったと思っている。
モノレールが好きなお子さんを連れて行く際は、一日券の購入をオススメする。折り返しや途中下車の際に、お金のことを気にする必要がない(大人700円/子ども350円)。
一日券は名刺サイズで、全駅名が印刷されているので土産物としても良い。
※詳細はリンク先でご確認下さい
長男は、第一ターミナル駅から終点の第二ターミナルまで乗り、折り返し運転するのモノレールに乗ると喜んでいた。
乗車のマナーとして、一日券は丁度良かった。
羽田空港のレストランは価格設定が高めな上に混雑していることがある。展望デッキを昼食場所に設定するのがオススメ。
ウチはマクドナルドをテイクアウトして展望デッキで昼を済ませている。飛行機を見ながら昼ご飯を食べることができる。
最も避けるべきは、繁忙期に羽田空港へ遊びに行く習慣を作らないこと。
かつて長男は長期休みの空港が混雑することを理解できず、帰省ラッシュの最中に行ってしまったことがある。
駐車場の入場で1時間以上待たされ、長男はかんしゃくを起こしてしまった。
自閉症児は道程がパターン化されることが多い。パターン化を前提として、なるべくシンプルであり且つ親が覚えやすい順路を考えた方がいい。
コロナ禍で最も行くべきでない遊び場所が空港だと思っている。
その為、長男がコロナのリスクを理解してくれることは、本当に有難い。
いつの日かまた羽田空港へ遊びに行きたい。出来ることなら、飛行機に乗って旅行できるようになりたい。