兄弟で力を合わせよう(ゲームの話です)《中》

次男の手ほどきを受け、長男は上達しています

このルイージマンションを買うにあたって危惧していたことがあった。長男にとって、このゲームは難しすぎるのではないか、ということだ。アーケード版では、すぐゲームオーバーになった。オバケの動きが複雑で、操作も複雑なので、不器用な長男の手に余るのではないかと思っていた。長男は、先行して買った攻略本を毎日読み込んでいたが、うまく遊べずにがっかりすることを予想したいた。

このゲーム2人プレイが出来るので、次男に『一緒に遊んであげてね(そして、キミが上手くなってね)』と話をしていた。次男はゲーム勘がいいので、覚えたら上手くなるはず。シークレットサービスという重要な任務を次男に命じた。

ルイージマンション3のストーリーをざっくり紹介する。オバケが巣食うマンションへ行き、魔力で絵の中に閉じ込められたマリオたち仲間を救出するというものだ。

長男が大好きなホーンテッドマンションのような雰囲気とデモ映像のキレイさに長男はうっとりしていた。映像が終わると戦闘の場面に切り替わった。長男はオバケから逃げ回りウロウロしていた。攻撃の操作がわからない。ここで次男にバトンタッチ。次男は、攻略本の読み込みに加え、YouTubeでイメージトレーニングしていた。次々にオバケを吸い込む(倒す)。長男に操作方法を教える役も担ってくれた。ゲームを少し進めると、グーイージという緑色したグミ状のルイージを操作できるようになった。ここから2人プレイができる。次男は再び長男に操作の手ほどきをする。

ここから兄弟2人でオバケに対峙する。

次男は教え上手だった。長男は素直に傾聴できていた。素直な兄弟でよかった。

《下》へ続く