兄弟で力を合わせよう(ゲームの話です)《下》

日頃マイペースで次男のことを気をかけない長男が、優しさを見せてくれました(ゲームの話です)

ルイージ《サポート》=長男
グーイージ《攻撃》=次男

グーイージは壁などをすり抜けられるルイージの分身。ルイージのライフがある限り不死なので、基本攻撃に専念する役回りが適任だ。このグーイージを次男が、ルイージは長男が担当する。次男はゲーム勘がいいので、ストーリーをサクサク進める。攻略本を読み込んでいる長男は、次に何をすればいいのか“リーダー“の次男に伝える。役割が補完しあっており、見ていて微笑ましかった。

グーイージは壁などをすり抜けられるルイージの分身。ルイージのライフがある限り不死なので、基本攻撃に専念する役回りに向いている。このグーイージを次男が、ルイージは長男が担当する。次男はゲーム勘がいいので、ストーリーをサクサク進める。攻略本を読み込んでいる長男は、次に何をすればいいのか“リーダー“の次男に伝える。役割が補完しあっており、見ていて微笑ましかった。

オバキュームというリュックタイプの掃除機でお化けを吸い込む。
私と同世代の方には、ゴーストバスターズのアレ、
と説明すれば理解が早いだろう。長男はストーリーの中で上達し、
一人でオバケを退治できるようになった。
オバキュームで吸い込み床に叩きつける大技“スラム“もできるようになった。
ボスと戦う時は、長男がストロボで動きを止め、次男が攻撃。
長男はライフを残すことに気を止めて無理をしない。
次男のグーイージが攻撃に専念する。
約束して決めたかどうか知らないが、役割分担が出来上がっていた。長男はちゃんと役割を担っていた。
次男の足手まといではなく、兄弟チームのサポート役として貢献していた。

手強いボスに苦戦し、次男がピンチになった時、長男が助けた。ゲームの中とはいえ、次男の窮地を感じて救ってあげたことに少し感激。今度は長男が攻撃を受けていた時に、次男がガードした。長男は『◯◯くん、ありがとう』とお礼を言った。普段言わないお礼を言えた長男に感動。たかがゲームだが、兄弟が協力している姿を見ることができて良かった。

長男は自信を持ち、次男が公園遊びをしている間に一人でストーリーモードを進めた。かなり上達している。謎解きも一人で解いている。強敵にやられてしまった時は、『やっぱり◯◯くんと一緒の方がうまくいくね』と言った。ルイージマンション3で成長した姿を見られるとは思っていなかった。買って良かったと思った。

ちなみに、長男の助太刀で私がグーイージを使い2人プレイしたのだが、私はすぐにやられてしまった。“スラム“もできなかった。子ども達のゲーム勘の高さを羨ましく思うとともに立派だと思った。

親の先入観で“できる/できない“を決めてはいけない。子どもは親の予想を平気で上回る。