ディズニーランド愛
東京ディズニーランドは特別な場所
長男は東京ディズニーランドが大好きだ。ディズニーシーも好きだが、ランドほどの愛情はない。
何かと行動に制約の多い長男だが、ディズニーランドならできることが幾つかある。
・大きな音がしても嫌がらない(ウェスタンリバー鉄道の汽笛やパレードの音楽など)
・チクチクするキャラクターの被り物を身に着ける(ミッキーの被り物。園内でなら被る。外だと嫌がる)
・たくさんの人がいても嫌がらない
・日が沈んだ後でも屋外にいられる
・夕食を食べた後すぐに寝なくてもいい
長男は大昔の人類のように、日が沈んだ後に外へ出ることを嫌う。日の出とともに起き、日没とともに入浴・夕飯など
一日を終える構えを取る。そんな長男が、下線のものを毎回受け入れているので、東京ディズニーランドは特別だ、
と遊びに行く度いつも思っている。
好きになったきっかけはよく覚えていない。未就学以前の、本人が覚えていないであろう小さい頃は、
そこまでの愛着はなかったと思う。好きになったきっかけは、現地での体験よりも、テレビや動画、ガイドブックを通じて知識を積み重ねたことだと思っている。
情報番組やCSなどで特集されるディズニーランドのコーナーを何回も見返している。
聞いたことのないポップコーンの販売所の名前を覚え、通だけは知っているアトラクション内の隠れキャラクターを記憶し
現地で家族に教えてくれる。
自閉症の特性であるこだわりの強さと長男の特性である視覚の記憶力を、ディズニーにぶつけている。
我が家は毎年、クリスマスのイベントが終わった12月26日にディズニーランドへ行くことにしているが、
今年はコロナウィルス対応として行かないことを決めた。
説得は相当苦労すると思っていたのだが、長男があっさり承諾してくれた。
パレードがなかったり、いつもと違う様子のディズニーランドなら行かなくても平気だ、と言ってくれた。
長男をディズニーランドへ連れて行ってあげたいので、早くコロナウィルスが終息してほしい
この思いで、コロナ禍に対峙している。
長男は、なぜか海外のディズニーランドに強い興味を持っている。
きっかけは情報番組の特集だが、最初のきっかけを覚えていない。(シューイチ?)
南関東から一歩も外へ出たことのない長男が、アナハイムやフロリダに行くことを夢に見て、
ガイドブックやYouTubeでアトラクションのことを調べ、料金やおすすめのホテル情報を我々親に提示する。