クリスマスイヴ 仕事を早めに切り上げる準備

子どもたちにとって、クリスマスは一年で最も大切な行事だ。ご馳走を食べ、翌朝起きるとプレゼントが届く。夢のようなコンボが発動される2日間なので、毎年ワクワクするのだろう。私にとってもそうだった。クリスマスイヴが何曜日なのか、手帳を購入するとほぼ最初に確認する。早く退社できる日かどうか、確かめるためだ。

クリスマスイヴ みんなで夕飯を食べるための準備

■可能な限り早めの時刻に退社する

お気に入りの洋菓子店は、駅前に位置しておらず、自転車で受け取るには少し距離がある。我が家で唯一運転できる私が、受け取りに行くのがベストだ。フレックスや半休を使って、予約したクリスマスケーキを受け取りに行く役目を可能な限り務めることにしている。自転車で取りに行くと、路面の凹凸でケーキのクリームが崩れたことがあった。長男はこれをかなり嫌がった記憶があるので、出来る限り私が車で受け取りに行きたいのだ。

半休かフレックスか、確実に早上がりできるように早めの準備をする必要がある。

■クリスマス週の業務負荷を予め軽減しておく

予算作成や年末の業務の為、何かと仕事が溜まりがちな時期だ。仕事が溜まって、イヴの帰りが遅くなるなんてことは、あってはならない。11月の下旬からクリスマスを逆算して業務を片付ける。どうでもいい仕事はスピード重視で片付ける。年末の日付が納期の業務は、準備を早くして納期を前倒しできる最大限の努力をする。24日納期の業務は受けない、もしくは納期を23日に前倒しする努力をする。無理なら25日にする調整をする。会社関係の宴席は、可能な限りお断りする。クリスマスにかかる日程の宴席でなくても、会社帰りにおもちゃ屋へ立ち寄る回数が”なぜだか”この時期多くなるので、その時間も確保したい。

一年で一番、家庭と仕事の切り離しが必要になるのが、師走、12月だ。

■仕事と家庭の天秤 一年で一番バランスを取るべき時期がクリスマス

子どもの誕生日やハロウィンにも同じことは言えるが、子どもたちの喜びの為に家庭を優先することの重要度が最も高いのがクリスマスだと思っている。仕事は所詮、家族の為にやっている”受動的な生業だ”。人生を捧げるほどの価値はないと思っている。仕事<家庭・家族。この不等式を変えることは、あってはならない。


何をすれば子どもたちが喜んでくれるかな、こう思って取り組む準備は、とても楽しい。頭も使う。想像力と創造力を駆使する。

このスタンスを仕事できたらいいのになー、といつも思うが、想いの熱量が違うので難しい。いろいろな工夫をすると、家では子どもたちの喜ぶ顔を見ることができる。会社では見られない。だからやる気が起きないのだろう。