サンタしか勝たん
今年もプレゼントを持って、サンタクロースがやってきた。
サンタクロースの訪問が楽しみで待ちきれない長男は、深夜2時に起きてしまった。その後は、プレゼントが楽しみすぎて寝られなかったらしい。耳を澄まして、サンタクロースの足音やトナカイの鳴き声を探っていたという。
ウチは5時よりも前に起きることを禁止している。長男は少しでも早起きして、録画したテレビや有料コンテンツを見たがる。過度な早起きをさせないため、『早く起きちゃダメだよ』と注意している。注意していて、いつも不思議な感覚になる。
5時にベットから出ると、プレゼントの置き場であるツリーの元へ駆けて行った。ウチでは、サンタクロースへの手紙書いてツリーのそばに置き、おもてなしのクッキーを用意している。クッキーはサンタさんが持って行ってくれたようだ。手紙にはお礼のメッセージが書かれていて、サインも書かれていた。
St.Claus
筆記体のサインに子どもたちは喜んでくれた。
長男(12)は、サンタクロースを信じて疑わない。根っからのサンタクロース原理主義者だ。いない、という疑いの念が一切ない。『サインを学校に持って行って自慢する』と言う長男を諭した。
長男は、どうしてもサンタさんに会いたいらしい。直接会ってプレゼントを受け取りたいのだと言う。『センサーを取り付けて、(サンタさんが)ウチに来たら迎えに行きたい』と言っている。長男は一生サンタさんを心待ちにすることができるのではないかとすら思う。騙しているように感じてしまい、心苦しさを感じるほど信じている。このままでよいのだろうか?
今年のクリスマスも例年通り楽しかった。来年も楽しいクリスマスにしたい。子どもたちが喜んでくれる限り、今のクリスマスを続けようと思う。