ことばあそび
動画やゲームなど、最近熱中している遊びは“受け身“のものばかりだった。遊び方・楽しみ方を提供されるがままに受けるものが遊びの主流。遊びであっても頭を使って欲しいと思っていた。
今日たまたま車で近所へ出かけている時、次男が学校で流行っているゲームをやろうと言い出した。いわゆる“マジカルバナナ“だ。『マジカルバナナ、バナナと言ったら……』と歌っていなかったので、ただの連想ゲームかもしれない。ただ、マジカルのような節はあった。
長男は連想ゲームをやったことがなかった。ただ、次男の説明で長男がやる気になってくれた。単純なルールなので、初めて知った長男でも参加することができた。
一緒に言葉遊びをして盛り上がったことに気を良くした次男が、次々に遊びを提案。次男は長男が楽しめるように、自分からルールを“調整“してくれた。親としては、次男が長男のためを思ってくれることが嬉しい。
今回は次男が派生させてくれた言葉遊びを紹介する。
連想ゲームの場合
単語を思いつく時間を長くするため、5拍(=5秒)の猶予を設けた
次男が、長男に対するハンデとして提示した5拍ルール。これによって“いい勝負“ができるようになった。
古今東西の場合
長男の得意なジャンルで勝負することで、実力伯仲した勝負になった
ドラえもんの秘密道具
危険生物
ディズニーランドのアトラクション .etc
長男の好きなものをお題にした古今東西ゲーム。このルールだと、長男は驚くほど強かった。“アウェー“に飛びこんでくれた次男に感謝だ。
しりとりの場合
しりとりに関しては、長男は元々得意で、かなり長いターン続けることができる。次男はしりとりだと優位に立つことはできない。しりとりについても、次男は長男が楽しんでくれる調整を考えてくれた。
動物限定、食べ物限定など、長男が好きなものに限定したお題を採用
好きなもので言葉遊びすると、長男はとても楽しそうだ。次男はこのツボを押さえていた。私もあまり知らないツボだった。普段から遊んでいる次男だから分かるのだろう。
全ての言葉遊びに、これをしたら子どもたちは喜んでくれた。
答えが出てこない時に10秒カウントダウン
言葉遊びでも楽しんでくれることが分かった。コロナで遠出ができないので、移動の車中で言葉遊びをする機会はない。言葉遊びが遊びのラインナップに加わるように調整を考えたい。
今回感じたのは、次男が普段から長男のことをよく見ていて気遣ってくれている、ということだ。