諦めない 諦めずに生き続ける

目下大ハマり中の鬼滅の刃に、『自分に当てはまるなー』と感じ、とても勇気付けられたセリフがある。
争い事が苦手で、人と競うことも苦手、勝てる自信もない私は、このセリフに元気付けられた。

泣いてもいい 逃げてもいい ただ諦めるな

鬼滅の刃 我妻善逸の師匠 桑島慈悟郎

我妻善逸は、雷の呼吸の使う、鬼滅の刃の主要キャラクター。善逸はかなり臆病で、いつも戦場から逃げようとする。俗にいうヘタレだ。
修行中も同様で、辛い鍛錬から逃げ回っていた。その善逸に対して、師匠の「じいちゃん」が言ったのが、この言葉だ。
この言葉を自分に当てはめて、勇気をもらった。

最後諦めなければ、多少逃げても塞ぎこんでもいい

こう考えれば、少し生きやすくなる。
余程の実力者や自信家でなければ、人と競うことは避けたい。
人に打ち勝たなければ偉くなれないのなら、そもそも戦わず偉くなることを放棄したい。
だって、疲れるし傷付くから。

誰とも争わず競わず、静かに慎ましく生きたい。

私はいつもそう思っている。決して少数派ではないはずだ。
クヨクヨしたり人と競わないことを、容認してくれると、とても生きやすくなる。

諦めるな = 生きてさえいればいい

こう考えると、更に気が楽になる。
仕事に例えてみる。
たとえ競争に負けても評価が芳しくなくても、仕事を続けてさえいればいい。
たとえ、仕事を辞めたとしても、働く意欲さえ失わなければいい。
たとえ、仕事が見つからなくても、生きることを諦めなければいつか好機がやってくるかもしれない。

諦める=死ぬ →死ななければいい

生きる意欲を保つことも、それなりの気力が必要だ。
小さいことにクヨクヨしてしまう私には、それすらハードルが高い。
ただ、生きる気力だけは失わないよう心掛けよう。

善逸は眠るとすごい剣技を使い、別人のように戦うことができる。
私も善逸のように、化ける日が訪れることを信じ、とにかく生きてみる。

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